夏休み体験教室 服育キッズスクール 親子で楽しむ 裂き織りコースター2008
- No.:
- 第6回 服育ラボ定期セミナー
- 日時:
- 2008年8月2日(土)
- メイン:
- 夏休み体験教室 服育キッズスクール 親子で楽しむ 裂き織りコースター2008
- メイン講師:
- 服育研究会 有吉直美 沼田沙代子 渋谷拓 小谷孟
夏休み体験教室 服育キッズスクール 親子で楽しむ 裂き織りコースター2008講師:服育研究会 有吉直美 沼田沙代子 渋谷拓 小谷孟
裂き織りにチャレンジ!
昨年に引き続き今年も『服育キッズスクール』の季節がやってきました。
今年の参加者は上は中学二年生から、下はお姉ちゃんについてきた年長の子まで幅広い子どもたちが参加してくれました。
もう着れなくなった自分たちの古い服を持ち寄って作る裂き織りは、もちろん全員初めての挑戦です。いったいどんな裂き織りコースターができるのか楽しみですね。
縦糸と横糸を準備します
まずは織り機と裂き布の準備です。用意されたダンボールの織り機に縦糸(たこ糸)をはって、織り機のセッティングをします。
縦糸準備ができたら、次は横糸となる裂き布の準備です。めいめい用意してきた自分たちの古い服を思いっきり裂く作業にはどの子も夢中!どんどんカラフルな裂き布ができていきました。
ここまではとっても順調です。みんな上手に縦糸と横糸の準備完了しました。
自分だけの裂き織りができあがっていきます
準備ができたら、いよいよ裂き織りのスタートです!
用意した裂き布(横糸)をシャトル代わりの割りばしにはさんで、縦糸の間を通していきます。
一段織るごとに縦糸の上下を変えて織り進めていくのですが、一段織るごとにさっきまで裂いただけだったぼろぼろの布がきれいな織物になっていく様子にどの子も夢中のようでした。
女の子だけでなく、やんちゃな感じだった男の子までみんな裂き織りに一心不乱に取り組む姿には私たちスタッフもびっくりでした。
最後の難関をクリアしたらついに完成!
何色かの裂き布を組み合わせてコースターとなる部分が織りあがったら、最後の難関である“はしの始末”に取り掛かります。
昨年もここでとっても苦戦していた子どもたちが多かったので、今回は「ここが一番難しいですよ!気をつけてやりましょう!」と気持ちを引き締めてみんなで取り掛かりました。
縦糸を切って、両端に房を作っていくのは子どもたちにとっては思いのほか難しい作業。でも気をつけながら一本一本丁寧に結んで、きれいにカットしたら「完成」です!
完成した素敵なオリジナルコースターにみんな大満足!3時間という子どもたちにとっては長い時間でしたが、保護者の皆さんもびっくりするくらいの集中力で取り組むことができました。 夏休みの宿題もひとつ終わらせることができたし、小さい子も大きな子もそれぞれ楽しい一日を過ごすことができたようでした。
参加者のご感想
- おもしろかったけどさいごらへんがむずかしかった。むずかしかったところはきれいにきるところがむずかしかったです。工夫したところは色です。(小学三年生 女子)
- 私は初めて裂き織りを体験しました。難しい所と簡単な所がありました。途中で疲れたけどがんばってやりました。出来上がった時はとても嬉しかったです。お母さんに教えてあげて一緒に作りたいと思います。(中学二年生 女子)
- 子どもが普段見せない集中力でがんばる姿を見せてくれて、それを見ることができて嬉しかったです。3年生の子は自分でできて達成感があったようです。いいおみやげもできたし参加できて本当によかったです。(保護者)