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お知らせ

自分で判断するためには

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
立春も過ぎ最近はちょっとだけ暖かい日が続いていますね(*^_^*)
でもまだまだ冬は真っ只中。寒くなったり暖かくなったりと繰り返しながら春へと向かっていきます。
天気予報チェックして、気温と予定にあった防寒が大切ですね。
さて、前回のブログでペットの保温肌着の話を書きましたが、それぐらい機能性肌着は一般的になってきているってことなんですよね。
今朝の日経朝刊にも「機能性肌着 春夏用も強化」なんて記事が掲載されていました。
先日お会いした高校の家庭科の先生とも、下着の話が話題にあがったのですが、
家庭科ではこれまで「下着は綿素材がよい」という教え方をしてきていて、「化繊などが混紡されている機能性肌着というのはどうなんでしょうか?」とおっしゃられていました。
確かに天然繊維である綿は肌に優しいので、特にアトピーなどを持っているお子さんには綿製品が進められたりしていますよね。
ただ、以前アトピー患者団体の方々とお話していると、「化繊が混じっているものでも通気性、速乾性のよいものであれば着心地がよかった」と話しておられました。
一人ひとり症状も違うので一概には言えませんが、機能性肌着も自分の肌質や生活スタイルにあわせて上手く取り入れていくべきではないかなと思いますね。
環境問題でもそうですが、ひとつの視点からだけで「これがよい」と断言するのは難しいことです。
例えば綿だって、肌には優しい素材かもしれないけども農薬はとてつもなくたくさん必要とする農作物ですし、たとえオーガニックコットンだったとしても水使用量や耕作面積は広がるわけですからそれがトータルとして環境にいいのかどうか判断に迷います。
いろんな角度から考えて(もちろんそのためには複数の情報を集めて)、総合的に判断できる力が必要なんですよね。
ひとつの情報ソースだけで判断してしまうと、時々日本で起こる「スーパーから納豆が消えた」「ココアが消えた」的な情報操作された偏った消費行動にも繋がりかねません。
マスコミの報道の仕方はもちろん、政治の世界などを見ていても扇動的な動きに流されがちなのが日本の現状って感じもします。
「自分の判断」をしていける大人が少しでも増えていけばいいですね。
情報収集力もひとつの「生きる力」だと感じました。