- 2009年7月15日(水)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
ついに関東地方は梅雨明けしたそうです。
大阪も梅雨明け宣言こそまだですが、お日様の力強さは間違いなく真夏のそれです・・・。
皆様、夏ばてされませんようにお気をつけください。
さて、遅くなりましたが先週の金曜日に開催させていただきました、環境シンポジウム「制服リサイクルで実現するCO2削減」についてレポートさせていただきます。
10日は少し蒸し暑くはありましたが、なんとかお天気も曇りで踏みとどまってくれました。
13時半の開場の前に既にお客様がどんどんいらっしゃられ、300名強入る会場があっという間にいっぱいに!
↑満員御礼でした!
まずは一つ目の基調講演、環境省 谷津様による「循環と低炭素の両立を目指して」です。
「循環型社会とは」から紐解き、温暖化防止、廃棄物対策など、今注目を集めている様々な事柄について丁寧にご説明いただきました。
↑環境省廃棄物・リサイクル対策部長 谷津様
続いては、東京大学 松野准教授より「地球温暖化問題とリサイクル ~ライフサイクル思考を持とう~」のご講演をいただきました。
分かりやすく、時には笑いも交えながらお話とても面白かったです。
他業種のLCA事例などもご紹介いただき、難しい話もとっても身近に分かりやすくお話いただきました。
最後には私たちの取り組み(広域認定制度第一号取得!)なんかも改めてお褒めいただいちゃいました(*^_^*)
↑東京大学工学系研究科マテリアル工学専攻 准教授 松野先生
休憩をはさんで、第二部はパネルディスカッションです。
パネリストは、日本航空地球環境部 阿部部長、NPO法人ザ・ピープル 吉田理事長、北九州市環境局 松岡理事、産業環境管理協会 小関副所長、そして先ほどの東京大学 松野先生 です。
JAL阿部様からは実際に制服のリサイクル(マテリアルリサイクル)に取り組まれての事例紹介とともに減らしたCO2の量を、ピープル吉田様からは地域の繊維リサイクルの実情と学校との新しい取り組みについて、北九州市松岡様からは質にこだわったケミカルリサイクル採用について、そして産環協小関様からはLCA(見える化)を(見せる化)するエコリーフやカーボンフットプリントの取り組みについてご紹介いただきました。
時間がなくほんとに申し訳なかったのですが、その短い時間の中でも皆さんとっても丁寧にインパクトのあるお話をしていただけたのではないかと思っています。
ちなみにコーディネーターは有吉が勤めさせていただいたのですが、なんとか無事にディスカッションが終わったのもパネリストの皆様のお力、そして松野先生のすばらしいコメントがあったからだと感謝しております。
↑時間が少なかったのが悔やまれますが、とても面白いディスカッションでした。
ご来場いただいた皆様、ほんとにどうも有難うございました。
シンポ後のアンケートでも「とてもよかった」「よかった」が合わせて約9割!!
開催した私たちも嬉しかったですが、何よりもご来場いただいた方々にご満足いただけたのが嬉しかったです。
これからもまだまだ頑張ってまいりますので、皆様よろしくお願いいたします。
↑会場は熱心に聞き入る皆さんの熱気でいっぱいでした!