- 2008年8月23日(土)配信
皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日は昨日とはうってかわってとってもお天気のいいトンガ二日目です。
今日は政府系新聞社、行政機関(保健省、通産省)、そして地元のNGOといろいろなところを訪問してトンガの廃棄物を含めた環境への取組みや問題点についてリサーチしてまわりました。
途中、昨年まで使われていたポプア処分場を見学。ここはとにかくなんでもかんでも埋め立てられていたサイトで、今はオーストラリアの援助によって完全にクローズするための作業が行われていました。
しかし閉鎖後も、処分地に埋められている金属類を集めて生活している人々が処分地の周りには暮らしており、私たちが見学に行った時にもたくさんのひとが廃金属集めをしていました。
収集する大人たちの周りでは子どもたちが靴も履かずに遊んでいるのを見た時には、なんともせつない気持ちになってしまいました。(小学校は今週から夏休みなので、ちゃんと学校には行っていると聞いて少し安心しましたが)
↑処分地で廃金属を集める大人たち。奥の緑はマングローブ林で
その向こうはすぐ海になっています。
↑処分場の子ども。声をかけたらその後私たちの後をついてまわって
いました。ガラスや金属の破片だらけなのにはだしでした。
地球上に住む私たちみんなが環境とのバランスをとりながらそれなりの生活や経済発展を保ことの難しさを改めて感じました。
私たち日本人が口で言ったりお金を出したりするのは簡単です。
でも本当に大切なのは問題をきちんと知り、考え、そして一緒に解決していくということなんですよね。(抽象的ですが・・・)
そのために大切なのはやはり「教育」。私たちも直接ではありませんが、間接的にでも衣服を通して関わっていければと思いました。
↑タオヴェラ(腰巻)に携帯電話。これが今のトンガです。
インターネットカフェもとても普及しています。
↑secondary school(日本の中学・高校)の生徒。スカイブルーの
スカートとタイです。(ネクタイを緩めているわけではありません)
↑こちらは緑のワンピース。トンガの制服もとってもカラフルです。
↑上の学校の男子生徒。男子の方はとっても伝統的なスタイルです。