- 2006年9月7日(木)配信
こんにちは、企画スタッフの有吉です。
若い人達のコミュニケーション力については、確かに感じることが多々あります。
でもきっと彼ら彼女達は自分のコミュニケーション能力が低いとは思ってはいないでしょうね。
いつもは気の会う仲間とみんなが知っている話題を仲間内で通じる共通のことばで話しているのでしょうが、その時はきっとそんな違和感を感じることはないでしょう。
でもそれ以外の人とコミュニケートする時はどうでしょうか?敬語が使えない、筋道立てて話すことができない、そんな若い人達のコミュニケーション力に「?」と感じている大人はたくさんいるのではないでしょうか?
みんなが同じ立場で共通のものをたくさん持っているという状況であれば、コミュニケーションはとてもスムーズです。でもそうでない場合、コミュニケーションはやっぱり難しくなります。なぜなら共有するものが少ないから、きちんとした伝える技術がないと伝わらないのです。
さらにその技術を生かすためには、“マナー”という土壌が大切だと最近つくづく感じます。
世代が違う、性別が違う、国が違う、文化が違う・・・、そんな違いを埋めるのが相手のことを思い遣る“マナー、礼儀”ではないでしょうか?
礼儀正しい接し方をしてもらって嫌な気持ちを抱く人はいないでしょう。
いい印象を持った相手の言うことは素直に受け止めることができますよね。逆に悪い印象を持った相手に対しては「理解しよう」という気さえおこならないかもしれません。
もちろんマナーは時代とともに少しずつ変化していくものなので、昔からあるマナーをストリクトに守れというわけではありません。でも、「他人の気持ちになって行動する」というマナーの基本は時代が変わっても変化することはありません。
服にももちろんいろいろなマナーがあります。“相手のために”、そして“自分のために”、みんなが気持ちよくコミュニケーションとれるマナーを身に着けてもらいたいですね。
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