こころを育む衣服 服育

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お知らせ

私たちのジャケットの環境負荷は?

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日は一年で一番昼の短い冬至ですね。
まだまだ寒い冬は続くのですが、明日からは少しずつ昼が長くなるのかと思うと私はなんだか春の足音を感じなくもないのですが皆さんいかがでしょうか?
とりあえずは今日は南瓜食べて、柚子湯につかって、残り10日あまりになった今年を元気に乗り切りましょうね。
さて、先日東京で宮内中学校に続く第二弾カーボンフットプリント授業として川崎市立枡形中学校をグリーン購入ネットワークの方と訪問してまいりました。
今回の授業で特筆すべきは、なんと自分たちが着用しているジャケットのCO2排出量について実際に計算し、その数値をもとに授業を進めた点です。
まずは、グリーン購入ネットワークの高岡さんと一緒に、ジャケット一枚の一生について考えました。
ここは以外に難しかったようで、減量を作る段階、縫製の段階それぞれにどんな内容が含まれているのか内容のカードが用意されていたにもかかわらずけっこう悩む生徒さんも多かったようです。
前回に引き続き改めて感じましたが、衣服がいかに私たちの生活からかけ離れたものになってしまっているかという現実を目の当たりにしました。
続いては、具体的にジャケットの一生とその一生の中で排出されるCO2の量について私たちから説明しました。
今回は若手の吉川君が講師になっての説明です。
熱心に語りかけるその様子に引き込まれたのか、生徒たちもみんな熱心に耳を傾け、自分たちが毎日何気なく着用しているジャケットの知られざる一生について驚きを感じながら聞いていたようでした。
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↑みんな吉川君の説明に熱心に耳を傾けていました
この授業が彼らにとってものの一生(ライフサイクル)を通して地球温暖化を考えるきっかけになってくれれば嬉しいですね。
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↑最後に他のものもたくさんのCO2を出しながら作られていることを知りました。
最後に今回ちょっと面白かったのが、授業のはじめにあった高岡さんからの
「ジャケットからどれくらいのCO2出てると思いますか?」という問いに対して、思わずジャケット匂っている女の子がいたこと。
CO2が出ているといってもジャケットそのものからもわ~っと出ているわけではないです、さすがに(*^_^*)
全体的にみんな楽しみながら前向きに熱心に取り組んでいて、参加させてもらった私たちまで楽しくなってしまう授業でした。
彼らの素直な感性が、私たちのクリーンで明るい未来を作る大きな力になるのではと感じさせる一日でした。
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↑みんなとっても元気で、参加させてもらった私たちまで嬉しくなるような二時間授業でした。