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お知らせ

第七回服育ラボ定期セミナー 速レポ!

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日は第七回服育ラボ定期セミナーが開催されました~。
今回は環境をテーマに新しい切り口からお伝えしていきたいと、詩人の里みちこ先生から「もったいないが繋ぐことばと布」というテーマでご講演をしていただきました。
講演といってもそんな堅苦しいものではなく、里さんは自由自在に動きまわってあれを指さしたりこれを指し示したりととっても楽しくって内容充実のセミナーでした。
まずは里さんから先生方全員に、「今日はメモを取らないでください」というお願いがありました。
メモをとっても心には残らない、やっぱり心でしっかり受け止めて欲しいというお願いだったのですが、その時に里さんがお話されたのはHEARTのお話です。HEARTの中にはEAR(耳)が入っています。つまりやっぱり耳でしっかり受け止めて心に入れて欲しいというお願いなのです。
というわけで今回、先生方はメモもとらず里さんのセミナーの間中とにかく集中して聞いてくださっていました。
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↑詩の説明をされる里さん。
さて肝心の内容は?ですが、とにかく里さんのお話は自由自在にあちらこちらと飛び回るのでまとめるのが難しいのですが、先生方ひとりひとりの心に残った事は間違いないです。
それは、ことば遊びの発見であったり、いらないものを蘇らせたリサイクル作品であったり、そしてもちろん里さんが語ってくれる優しい詩語りであったりと内容はいろいろでしたがそのたびに先生方の間から「へぇ~」という嘆息、「え~」という驚きの声があちこちから出ていました。
今回は「もったいない」をテーマにしていただいていたので「物、言葉(もの)、者」の三つのモノを大切にする、見えないものまで全てをいかす里さんんもスピリットを皆さん感じていただけたのではないかと思います。
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↑人が二人並んで、「並」という漢字ができています。
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↑「希望」の詩。書かれているのは使えなくなったシャツ地です。
今日のセミナーの充実感は、生方の感想を見ていても、「心がとってもふんわりした気持ちになりました」「今日は久しぶりにいい日になりました」「なんとも言い難い会でした」という素直な感想に現れているのではないかと思います。
ひとつの言葉をいつくしむ心、一本の糸をいつくしむ里さんの心はしっかりと先生方に伝わったようです。
その感動的なセミナーの後には私から「衣服の3RとLCA」ということで、私たちのLCA(ライフサイクルアセスメント)調査についてご報告させていただきました。
LCAとはモノの「ゆりかごから墓場まで」を定量的に計測する手法で、近年は特に温室効果ガスの排出調査などにも指標として使われています。
経産省の事業の一環として報告させていただいた私たちの「衣服のLCA」調査では、従来品と改善品(リサイクル品)では14%との差があるという結果が出ました。
私たちはこの結果をもっと向上させていくために様々な工夫をしていきたいと思っています。
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↑サブセミナーの様子。
今回もとっても素敵な内容だったのですが、また次回はとっても魅力満載のセミナーが企画されています。
次回、2009年3月14日(土)の服育ラボ定期セミナーは「日本文化から学ぶ人との付き合い方、ものとの付き合い方」というテーマで環境活動も進められているデザイナーの西邑桃代様からお話を頂く予定になっております。
これもとっても注目のセミナーですので、皆様どしどしお申し込みくださいませ!!

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