- 2008年10月2日(木)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
ついに今年も第四コーナーを回って10月に入りましたね~。年々時が過ぎるのが早くなっていくように感じるのは私だけでしょうか・・・?
さて、10月といえば『衣替え』です。
10月からは一応冬服という学校さんが多いのではないでしょうか?(最近は移行期間も長く、あまりはっきりと衣替えしない学校さんも増えてはきましたが)
もちろん家でもタンスの中の衣服を春夏服から秋冬服へ入れ替えたりと忙しい季節です。
この衣替えですが、実はその始まりは平安時代にまで遡るのだそうです。
中国の風習にならって宮中で始まった行事で、旧暦の4月1日と10月1日に行われていました。
これが江戸時代に入ると、旧暦4月1日~5月4日と9月1日~9月8日は袷の着物、5月5日~8月末は麻の単(ひとえ)の帷子(かたびら)、9月9日~3月末までは綿入れの小袖とちょっと複雑に進化します。
その後明治時代に入り、官公庁などが6月1日と10月1日に制服の衣替えを行うようになり、学校もこれにならったようです。
ちなみに現在の着物の衣替えは、10月1日~5月31日が袷、6月1日~6月30日と9月1日~9月30日が単衣、7月1日~8月31日が薄物となっています。(夏場の長襦袢が透けてみている薄物の感じって涼やかでいいですよね)
うちはまだクローゼットに余裕があるのでほとんどの私の服は出したままなのですが、衣替えの時期には必ずタンスの片付けはするようにしています。
防虫剤や除湿剤などの入れ替えはもちろん、もう着ない服のチェックも兼ねて整理します。
もう10月に入ったのでそろそろしなければ、ですね。(ついついめんどくさくて遅くなってしまうのですが・・・)