- 2007年4月27日(金)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
さて、今あのワンガリ・マータイさんが来日されているの皆さんご存知ですか?
マータイさんについて詳しくはこちら→http://fukuiku.xsrv.jp/wp/mottainai/aboutmaathai.html
4月25日から5月の2日までの予定で来日されており、愛知、東京、横浜、秋田と様々な場所を訪れ「MOTTAINAI」交流を深められる予定です。
この中にいくつか学校訪問も組み込まれており、来日二日目の26日には名古屋の女子校、金城学院中高等学校を訪れ、中学校と高等学校それぞれで講演をされました。
実はラッキーにもこの講演を拝聴させていただくことができ、中学校、高等学校それぞれの講演に参加させていただいてきたのです♪
まずは中学校の講演。こちらのタイトルは「アフリカから考える環境・平和」でした。
人々が平和に満たされた生活を送るために貧しい女性たちと始めたグリーンベルト運動の話や、自分たちにできること、そしてもちろんMOTTAINAIを世界に広めていきたいという思いまで、1時間という限られた時間でしたがたっぷりと語ってくださいました。
マータイさんが退場される時は、みんな立ち上がって会場が割れんばかりの拍手でした。
そして次は高校です。(おそらく)あわただしく移動されたマータイさんは、おとなりにある高等学校で二回目の講演に望まれました。
こちらは、ちょっとお姉さんの高校生ですから一般的な講演という形ではなく、生徒からの質問に答えるQ&A形式で進められました。
中学生への話の時よりも女性としての活動や直面してきた問題、またそれをどのように乗り超えてきたのかといった話を盛り込みながらのお話は、聞いていてとても勇気がでる感じでした。
それぞれの最後には「ハチドリのひとしずく」の話を引用して、「自分が信じたことをやり遂げましょう!」と子どもたちへ力強いメッセージを投げかけてくれました。
私たちが想像できないくらいの苦難を乗り越えてこられたマータイさんの話は、優しくしかも力強く心に響きました!
マータイさんほどの偉大な功績は残せなくても、自分を信じて小さなことでも続けていきたいと思います。
いきなり開く花はないように、花を咲かせるまでの小さな成長を積み重ねていくことが今私にできることなんじゃないかなと改めて感じました。
- TAG: