- 2012年6月12日(火)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
私の会社の席は、室温的にはとても厳しい環境にあります。
空気があまり循環しないところにいるので、エアコンがはいっていないとむしむし暑いのに、ひとたびエアコンを入れると急に冷え冷えになります…。
扇風機を机の上においてもらい空気を循環させてもほとんどききめなし…。
ちょうどいい温度を手に入れるのはなかなか難しいものです。
さて、最近そんな暑い夏でも気持ち良く過ごすことのできるアイテムとしてステテコが注目されていますね。
数年前から流行ってきているおしゃれなステテコ、略して「おしゃテコ」ですが、今年はユニクロさんがステテコBARなるものを銀座のお店にオープンするなどますます注目の夏アイテムとなってきているようです。
ステテコはちりめんのように糸を強くよって縮ませたしわのあるクレープという生地で作られていて、汗を吸収しながら肌にもはりつかず、夏のズボン下としてもともとあったアイテムです。
私にとってのステテコのイメージは、おじいちゃんがはいていた白いものなのですが、最近はカラフルな色使いのおしゃれなものが増えてきているようです。
ステテコ専門店があったり、女子向けにも夏のウームウェアとしてステテコが売られていたりと、ここ数年で急に若者のアイテムとして蘇った感がありますね。
私たちみたいな中途半端な年代にとっては、昔のおやじくさ~いイメージが残っているのですが、10代や20代の若者にとっては、まったく新しいアイテムとして感じられるのかもしれません。
同じようなことを、数年前に女子高生を対象にした服育研修でふろしきを紹介した時にも思いました。
今や家に一枚もふろしきのないおうちがあったって不思議ではありません。
そんなふろしきから縁遠いとこで育った彼女たちにとって、ふろしきは新しいものなんですよね。
いろんな包み方を工夫次第で無限に創造することができるふろしきは、私たち大人が思う以上に若い世代にとっては驚きだったようでした。
夏に重宝するステテコも、なんでも包めて持ち運び便利はふろしきも一度は昔のものとして姿を消しかけていたものです。
思い込みで「古臭い」と遠ざけてしまうのは、もったいないなと改めて思いました。