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服でアップサイクル

着なくなったシャツを裂き織りコースターに

着なくなったシャツを裂き織りコースターに

着なくなったシャツを裂き織りコースターに

企画
服育net研究所

古くなったお気に入りシャツ、小さくなった子どものパジャマなど、着られなくなったけど手元に置いておきたい古着を裂き織りでコースターにアップサイクルしてみませんか。いろいろな古着を組み合わせるのも楽しいですよ。

材料

横糸にする不要布(シャツやパジャマなど、綿や麻などの使い込んだものが最適です)
たて糸にするたこ糸
1

使用する道具

段ボール(30cm×15cm)
2枚
使用済みハガキ
1枚
割りばし
2膳
布製ガムテープ
ハサミ
カッターナイフ
フォーク
木工用ボンド
セロハンテープ

作り方

  • ■織り機を準備します
  • ➀ 段ボールを2枚重ね、ガムテープで周りを貼り合わせます。15cm辺にカッターナイフで、5mm間隔、深さ1cm程度の切れ込みを21か所入れます。
  • ➁ たて糸のはしに結び目を作って、➀の切れ込みにひっかけながら巻いていきます。糸の張り方が均等になるように巻きましょう。巻き終わりは結ぶかセロハンテープで止めます。
  • ➂ 割りばしを1膳割ります。割った1本を使い、➁で張ったたて糸を1本おきに拾いながら通します。通し終えたら、半分に折ったハガキ(折った方を上にして)を、上になった糸の間に差し込み一番下までおろします。
  • ④ もう1本の割った割り箸で➂で拾っていない糸を拾いながら通します。これで織り機の準備は完成です。
  • ■裂き布を作ります
  • ➀ シャツなどの古服をハサミで切り開き、1枚布の部分ができるようにします。
    *袖口やえり元など布が何重にもなっている部分は、かたくて裂きにくいのでのぞきます。(そうじなどに使いましょう)
  • ➁ 布のはしに2cmくらいの切れ込みを入れて、そこから勢いよくひっぱって布を裂きます。最後まで裂かずに、はしから1cmくらい手前で止めます。
  • ➂ 反対側から同じように裂きます。幅は1cmくらいになるようにします。交互に繰り返し、ひも状にしていきます。
  • ■織っていきましょう
  • ➀ たて糸に使ったたこ糸を60cmほど用意し、割っていない未使用の割りばしに糸はしをはさみます。
  • ➁ 織り機の手前の割りばし(青)の手前にできているすき間に➀をくぐらせて通します。糸の終わりは10cmほど残します。
  • ➂ 手前の割りばし(青)を抜き取り、通した糸をフォーク(もしくは指)でハガキの方へ寄せます。
  • ④ 残った割りばし(赤)を手前に寄せます。抜いた割りばし(青)を残った割りばし(赤)の後ろに、拾っていない糸を拾いながら通します。

    【1横糸を通す →2手前にある割りばしを抜く→3横糸を手前に寄せる→4残った割りばしを手前に寄せる→5抜いた割りばしをセットする】この手順が1セットです。
    これを繰り返して織っていきます。
  • ⑤ 反対側から➁~④と同じように織ります。3段ほど織ったら、糸はしを5cmほど残して切ります。
  • ■裂き布を使って織っていきましょう
  • ➀ 裂き布を50cm~1mほどの長さにして、はしを割りばしにはさみ、糸で織ったのと同じようにして織っていきます。
    はしで折り返す時は裂き布をひっぱり過ぎないように、またフォークで寄せる時にもぎゅっと詰めすぎないようにしましょう織物の幅がだんだんせまくなってきたり、ゆがんだりする原因になります。
  • ➁ 織っている途中裂き布がなくなったり、布を替えたい時は、裂き布を3目ほど通してから切り、同じ段の初めから他の裂き布を使って織ります。布を結んで続ける時は、結び目が小さくなるように結びましょう。
  • ➂ 好きな長さまで織れたら、織り始めと同じように、縦糸に使った糸で3段ほど織って終わります。
  • ■仕上げましょう
  • ➀ 織り始めと織り終わりの部分をボンドで止め、余分な糸と布を切ります。
  • ➁ 織り機にはった糸を、糸はし10cm以上残るようにして切り、2本ずつ結んでふさを作ります。ばらばらになりやすいので気をつけましょう。
  • ➂ もう一方も同じようにたこ糸を切り2本ずつ結んでふさを作ったら出来上がりです。