こころを育む衣服 服育

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お知らせ

手間をかけるということ

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
春のうららでボケでいたのか、ブログがお留守になっておりました。また復活していろいろ書きますのでよろしくお願いします。
さて、先日の日曜日主人の実家から筍とふきが送られてきました。
日曜日は時間がなかったのでとりあえず下ゆでしておいて、昨日いっきに料理しました。
筍は木の芽和えに、ふきはあく抜きをして煮浸しにしました。
春らしい苦味やえぐ味がある山菜は、他の野菜よりもあくを取るための手間がかかったりと大変ですが、やっぱりそれでもてまひまかけて作った料理はおいしいですよね。(自画自賛!)
たしかに水煮の筍や山菜パックを買うのは便利だけど、そのもの本来の旬のおいしさがなくなっているような気がします。
手間をかけると、今までは見えなかったものが見えてきます。
服だって同じですよね。
服を自分で作るという習慣が薄れてしまってずいぶんたちますが、お店で売られている既に出来上がった服ばかり着ていると、服がどうやって作られているのか、どんな手間がかかっているのか見えなくなってしまいます。
結局それが、デザインと価格だけに偏重した消費文化へとつながっていっているのではないでしょうか?
私は祖父母と同居していたので、小さなころは家にセーターなどの毛糸をほどいて巻き取るための簡単な機械なんかもありました。
祖母や母親のお手伝いで、毛糸をくるくる丸くまとめていたのを思い出します。
果たして今の子どもの中にどれだけ、セーターって編み直せるんだって知っている子がいるのでしょうか?
いろんなものが便利になってモノは豊かになったけど、なんだかちょっと寂しい気がしますよね。
忙しい毎日の中で毎日手間をかけて頑張るのは難しいですが、たまにはちょっといろんなことに時間をかけてその手間を楽しみたいですね。