- 2008年3月13日(木)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日も暖かくていいですね~。すっかり春気分です♪
さて、今朝の読売新聞くらし面で服育が大きく取上げられました。
「教育現場に広がる服育」として、いくつかの学校での取り組みの紹介と服育ラボの紹介もしていただきました。
学校事例としては、昨年7月に授業を行った京都市立花背小学校・中学校が紹介されており、校長先生のコメントも掲載されていました。
授業後はトレーナーなどではなく、襟付きのシャツに学校で定めたエンブレム(校章)をつけて学校行事に出席する児童が増えたそうで、「子どもたちもTPOに合わせて服装を整えることの大切さを理解したようだ」との校長先生のコメントが嬉しいですね。
服飾評論家の市田ひろみ先生も、「日々の暮らしに欠かせない衣服を通じ、子どもたちが行事作法、公共マナーを学ぶことに意味がある。人に見られるいことを意識するので社会性も身につく」とコメントしてくださっていますが、まさにその通りですよね。
人は一人では生きられませんよね。社会という人の集まりの中で人と関係を持ちながら生きる生き物です。
明治学院大学国際学部教授で哲学者の竹田青嗣先生も著書の中で「人間関係は基本的に『承認のゲーム』である」と書いておられますが、私たちはお互いを認め合うことによって様々な人間関係を築いていくのですよね。
服も人間関係を築く上でひとつの役割を果たしている大切なものです。
私たちも服育活動を通じて、そんな衣服の役割についてひとりでも多くの子どもたちへ伝えていければいいなと願っています。
↑2008年3月13日の読売新聞。服育ラボの様子です。