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お知らせ

制服に守られている

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
昨日、広島のある学校に制服の着こなしについてお話をするセミナーに行ってまいりました。
10月だというのに30度近くまであがり、体育館で話を聞くにはちょっとつらい暑さだったのですが、生徒たちは男子も女子もとても熱心に集中して聞いてくれていました。
50分の講演の後、生徒代表の女の子からお礼の挨拶をいただいたのですが、その中で彼女が話してくれた「制服に守られている」という話がとても印象的でした。
学校からの帰り、時には遅くなって暗い中バスを待たなくてはならない時もあります。
女の子ですから「ちょっと怖いな」「嫌だな」と思いながら待っているのですが、そんな時でも制服を着ていると一緒にバスを待っているおばあさんが話しかけてくれたりするので「ほっとする」のだそうです。
でも制服を着ていない時にはそんなことはありません。
地域の人がみんな知っている学校の制服を着ているからこそ、自分のことを「あの学校の生徒だ」と認識してくれ、気にかけてくれている、守られていると感じるのだそうです。
制服ってある種のIDみたいなものですから、話しかける側からしても相手が○○高校のの生徒だって分かっているから話しかけやすいっていうのもあるでしょうね。
着ている人にも、周りにも人にも安心感を与えることができるのが制服の大切な役割なんですね。
なるほど、そんな「守る」力もあるんだなと改めて感じた一日でした。

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