- 2007年8月22日(水)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日は、京都府木津川市のこどもエコクラブのみんなが服育ラボに「服とエコ」について勉強しに来てくれました。
といっても下は幼稚園から上は小学校5年生までの幅広い年齢の子どもたちの集まりでしたので、むずかしいお勉強をするのはちょっと無理?ということで体を使って楽しみながら「服とエコ」を学べるプログラムで服のお勉強をしてもらうことにしました。
10時半に木津川市からバスで子ども13名、大人16名のこどもエコクラブのみんなが到着。
今日の講師「京都服育研究会」のメンバー8名でみんなをお迎えしました。
まずは服育ラボで今日の説明と、簡単に「天然繊維と化学繊維」についてのお話です。
すでにこちらのエコクラブでは綿やウールをつかった勉強はしてきたとのことでしたの、今回は化学繊維のポリエステルに注目して勉強を進めていくことにしました。
といってもイスに座りっぱなしの堅苦しいお勉強ではありません。
体をいっぱい使って学んでもらおうと、ポリエステルの循環について学ぶ「ポリエステルの一生」ゲームと、PETボトルからポリエステルへのリサイクルの様子を見る「PETボトルから綿を取り出す」実験にチャレンジしました。
「ポリエステルの一生」ゲームは、簡単に言えばポリエステル版人生ゲームです。
ポリエステルの服になりきったみんながサイコロを投げて「リユース」や「リサイクル」のマスに止まり、その循環の様子を学んでいくというゲームです。
止まったマスでは、そのマスの担当の人からそれぞれ説明を聞きます。
ちなみに下の写真はマテリアルリサイクルのマスで、どのようにして服がマテリアルリサイクルされるのか説明を聞いている様子です。みんな熱心に聞いてくれていますね。
それぞれのマスに止まるとエコポイント(リユースなら200エコ、リサイクルなら100エコなど)をゲットできるので子どもたちは大盛り上がり!
ゲットしたエコポイントはこんな感じでそれぞれの服にはっていきました。
初めはどんなゲームなのかよく分からずに緊張していた子どもたちも3回目にサイコロ投げる頃からかなり夢中になってきました!2回のゲームが終わった後も「まだやりたい~!」なんて声があちこちからあがってきましたよ。
そして最後は「PETボトルから綿を取り出す」実験です。
こちらは服育の環境イベントではおなじみの実験ですね。今回もこどもはもちろん大人たちも「ペットボトルってほんとに綿になるんだ~!」なんて言いながら、びっくり&楽しく参加してくれました。
ゲームも実験も子どもたちにとってはとても楽しかったようで、みんなニコニコ大満足の笑顔でいてくれたのがとっても嬉しかったですね。
楽しみながら服とエコの接点にちょっとは気づいてもらえたんじゃないかな?と思っています。
今日学んだことがこれから子どもたちの生活の中でどのように生かされていくか楽しみですね。
*今回の活動については後日「服育活動レポート」でも詳しくご紹介いたします。お楽しみに!
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