- 2007年8月9日(木)配信
こんにちは、企画の西です。
毎日、目が回る忙しさで、久しぶりの書き込みです。
昨日は、出張で山口県まで行ってきました。
(私の場合は、出張の時の方が気持ちに余裕が出来てイイです。)
今回の出張は、山口県の園児服メーカーさんに訪問して来ました。
こちらの園児服メーカーさんは、「服育」の基礎を考える上で沢山の
ことを学ばして頂いた企業なのです。
今回の訪問では、幼児教育現場でのお話を伺いながら我々の服育
実践活動の報告という情報交換をして来ました。
その情報交換の中で、幼稚園や保育園の中には、親の教育「親学」
を保護者向けに行っている園があるというお話を聞きました。
確かに、とても大切な事です。
核家族化が進み、どのように子供を育てるべきかを学ぶ場所や相談
する人が身近にいないということが大きな社会問題の種になるケース
が多くあるように思います。
で、それを聞いて思い出した話があります。
以前、オムツのメーカーの方と話した際の事ですが、そのメーカーさん
には不思議な問い合わせの電話があるそうです。
その問い合わせの内容とは、「赤ちゃんのオシッコが『青色』ではない
のですが、(ウチの子は)大丈夫?」というものだそうです。
思わず、「ハァ?」って言ってしまいそうなこの内容、分かります?
TVのCMで、吸水力を示すのに青い水をオムツにかける場面を思い
出して下さい。
そう!あれを見て不安になって問い合わせをしてくる親御さんがいる
のだそうです!
CMでは、吸水力を示すのに無色透明の水では分かり難く、かと言っ
て黄色ではあまりにも・・・・・・なので水をイメージ出来る青色に着色
した水を使っているのだそうです。
だけど、そんな説明無くても分かりそうなものですが、実際には同様
の問い合わせが結構あるそうです。
冗談のような話ですが、チョット笑えないですね・・・。
もし身近に相談出来る人が居れば、情報を知る場所があれば、この
ような状況も変わって行くはず。
幼児教育の現場が「親学」を積極的に行っていると言うことは、そうし
た現状を変えて行く大きな一歩なのかもしれないですね。