- 2009年4月2日(木)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
今朝はある高校に制服のお渡しのお手伝いに行ってまいりました。
4月にしては寒い朝でしたが新しい制服を手にしてニコニコの子どもたちを見てると、なんだかこちらまで嬉しくなりますね。
もうすぐ入学式。今年は開花宣言後の冷え込みが思いの他長く、来週の入学式は満開の桜のもと行われそうですね。
さて、ほとんどの学校の入学式は来週半ばだと思うのですが、全国のトップをきって岩手県の小学校で入学式が開催されたというニュースが流れていました。
この大船渡市立綾里小学校がニュースで取り上げられるのには訳があります。
実は新入生が振袖や袴といった着物を着ているのです!
この伝統ですが昭和40年ごろから自然発生的に見られるようになったらしく、なんと今年は新入生(男子7名、女子14名)全員が着物姿だったのだとか。
女の子は色とりどりの振袖に袴姿、男の子は羽織袴姿と想像するだけでもとっても素敵だと思いませんか?
保護者の方も着物の方が多いらしく、小さな小学校ではありますがその日ばかりは学校中に花が咲いたようにきれいなんでしょうね。
最近は入学式や卒業式といった節目の式典でも、晴れ着を着ておられない普段着の方もおられるという話を聞きますが、非日常的な晴れ(ハレ)の場面で着る晴れ着にはやはり意味があるなと感じました。
子どもの成長の節目であり、その嬉しさを親子一緒に特別なものとして体の全てを使って感じることができますよね。
この素敵な伝統、来年以降もぜひ続いて欲しいですね。
このニュースは報道各社のサイトで紹介されています。
読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090401-OYT1T00413.htm?from=navr
毎日新聞http://mainichi.jp/life/edu/news/20090401k0000e040019000c.html
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