- 2008年11月12日(水)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
さて、皆さん今日は何の日かご存知ですか?
実は11月12日は「洋服の日」なのだそうです。
1112だから「イイイフク」の語呂あわせなのかと思ったら、実は明治5年(1872年)のこの日に出された「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告によるのだそうです。
この日を境に、日本の公式行事は束帯や裃といった古式ゆかしき日本の衣装から西洋の正装である燕尾服などで行われることとなりました。
ちなみに「洋服の日」に制定されたのは1972年。全日本洋服協働組合連合会が100周年を記念して制定されたそうです。
今や日常生活の中でも和服と洋服の立場は逆転してしまい、和服を着用するのはほんとに特別な時だけとなってしまいました。
特別になりすぎて、「着物は汚してはいけないもの」「くつろげないもの」といった堅苦しいイメージが定着してしまっているのかもしれません。
先日実家からもって帰った、祖母が縫ってくれたウールの着物を見ていたらお正月には普通に着て遊んだりお餅食べたりしていた子どもの頃のことを思い出しました。
その当時も特別なものには変わりなかったけど、今よりは身近だったかな?
今年のお正月は久しぶりに思い出の着物に袖を通そうかと思案中です。
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