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お知らせ

信頼と安全

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、気がつくと蝉の声を聞かなくなってかわりにコオロギの声がしてきたりと、少しずつではありますが秋へと季節は移っていっているようですね。
そんな気持ちいい季節のはずなんですが、毎日のニュースではいやな話ばかりが出てきています。
中でも日に日に問題が大きくなってきているのが“事故米の流出問題”です。
同じ食にからむ問題でも今年初めにあった“中国製冷凍ギョーザ”は、選ぶ権利は消費者にあったので自分の判断で外国産のものを避けるということはできましたが、今回の問題ではその権利すら私たち消費者から奪われてしまっているのです。
そこに事故米が入っていても選ぶことはもちろん知ることさえできないのです。
「食」だけではないでしょうが、私たちの生活の安全を支えているのは「信頼」なんですよね。
その商品が問題ないものであるという企業-企業、企業-消費者の信頼の積み重ねの上に、「安全」で「安心」できる商品が成り立つんですよね。
その中のたとえ一社でもこの信頼を裏切る行為をしていたら・・・。
「安全」をあまりにも軽視した社長の会見を聞いて本当に恐ろしくなりました。
今回名前のあがった事故米混入の焼酎も、もしかしたら買っていたかもしれないものばかり。
さらに給食に混入していたと名前のあがった大阪の病院は、私が毎日の通勤に使っている道沿いにある病院でした。
今回、自分がこの問題になったお米を口にしなかったのは単なる偶然なのです。
なんのためらいもなく選択、消費される場所にそれはあったのですから。
と考えているととても悲しい気分になりますが、もちろんほとんどの人は自分のためにも人のためにも「安全」を大切にしているに違いありません。
いろんな問題が次々とおこってはきますが、それでもやっぱり人を信じていきたいと思いますね。