- 2008年12月8日(月)配信
皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
気がつくともう師走。ジングルベルが流れる中、みんな年末で忙しいながらもなんだかウキウキしてしまう季節ですね。
今年もいろいろあった2008年を締めくくるように、先日服育だけでなく、「食育、服育、住育」三つの力をあわせたシンポジウムが開催されました。
開催されたのは、日本家政学会中部支部若手の会の皆様で、中部地域の研究者の方はもちろん、中高の教員、それに学生の方々もたくさん参加されて行われました。
各分野の発表は、金城学院大学の丸山智美教授から「学校教育における食育 -家庭科教諭、養護教諭、栄養教諭の実践例-」として食育の発表、元金城学院大学教授の藤城先生から「住生活教育はどこへ行くのか」として住育についての発表がありました。先生方にサンドイッチされる形で私より、「衣服の力 -服育という観点から-」として服育の発表をさせていただきました。
ありそうでなかった「食育・服育・住育」のシンポジウムは改めてそれぞれの分野の特徴や共通点を見つけることができとても有意義なものでした。
シンポジウムのコーディネーターをしていただいていた椙山女学園大学教授の冨田先生がまとめられた「日本の文化に学ぶということと、考える力を育てるということが大切なんですね。」ということばが印象に残りました。
食育・服育・住育とそれぞれにアプローチやディティールは違うけども、その目的である子どもたちの考える力を育てるということや、回帰すべき原点としての日本文化の大切さというところは同じなんだなと感じました。
これからもぜひいろいろな方たちとの交流を大切にしながら服育の充実を目指していきたいなと改めて感じた一日でした。
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